石割山(富士山と紅葉を求めて)平成29年11月12日
数日前からこの日の天気予報は晴れ予報(^-^)
色々な疲れがあって山に行くなら近場と考えて、いくつか候補地をピックアップ!
前日の夜に箱根周辺、もしくは今回の石割山にするか迷いましたが、最終的にはまだ行ったことのない富士山と紅葉を楽しめるチャンスのある石割山に決定して、いざ4:00に出発!
6時近くに山中湖に到着すると、すでに雲一つない富士山の姿があらわに……
少しより道をして山中湖湖畔に足を延ばしてみました。
気温は0度。桟橋は白くなっており、湖面からは水蒸気が立ち上っていました。
朝日に染まった薄っすらと雪化粧をした富士山は本当に綺麗ですね~
しかし、日ごろ暖房の効いているところでぬくぬくと過ごしている私にはあまりにも寒く、程なく撤収して石割山登山口駐車場へ!
駐車場にはまだ数台しか停まっていませんでしたが、登山準備をしている間にも続々と車が入ってきていました。駐車場には12時頃戻ってきましたが、すでに満車。路肩に多数の車が停まっていました。
ちなみに今回のルートでトイレがあるのは、ここだけですので必ずトイレは済ませましょう!
駐車場の対岸の小さな川にかかる橋を渡ると、登山道がスタートします。
赤い鳥居をくぐるといきなり現れるのが、延々に続くのではないかと思える急な石段。
下から見上げるとあまりに長くて呆然としますが、色づいた葉を眺めながら一歩ずつゆっくりと歩いて行きます。
403段の石段だそうです。
石段を登りきると休憩舎がありますので、疲れた方はそこで一息入れるとよいでしょう!
ここからは傾斜も緩やかになり、快適な稜線歩きです。
左に目を向けると、木々の間から富士山がチラチラと顔をのぞかせます。
残念ながら、紅葉の見頃は過ぎていましたが、ところどころ楽しむことはできました(^^♪
心地よい林の中をのんびりと歩いていくと、石割神社に到着します。
この高さ15mほどある大きな岩がご神体で、しめ縄が張られ、石割神社の名前の通り、スパッと割れています。
この岩の間は通り抜けることができ、時計回りに3回通れば幸運が開けるそうです。
また、割れ目の中に滴る湧き水は眼病や皮膚病にご利益がある神水と言われているそうです。
神社の左手から山頂まで続く道は、少し急斜面になりますが、木の根などにつかまりながら登っていくといいでしょう。
そして、石割山山頂へ到着
澄み渡ったキーンと冷えた空気の中にドーンと目の前にそびえる富士山
遮るもののない富士山とさっきまでいた山中湖の眺めは本当に圧巻でした。
この光景をしっかりと目に焼き付けた後に、目を閉じてゆっくりと大きく深呼吸していました。
この日は条件も良く、富士山の右手には南アルプスの銀嶺も連なって見えました
ここからは、富士山に向かって、展望のよい尾根道を下って行きます。
下り始めはやや急で、この日は冷え込み強く、霜もおりていたため、かなり滑りやすくなっていました。そのため、トレッキングポールを使用して一歩一歩慎重に、歩幅を狭く進んでいきました。
目の前に富士山を眺めながら歩くのは、本当に癒されますね
そして、平尾山へ到着!
富士山は、先ほどの石割山よりぐっと近づいて見えます!
ここで本当に久しぶりの山頂カップラーメン!
やっぱり山で食べるカップラーメンは最高ですね~
ここからさらに下って行きますが、ここでみる富士山も最高でした(^-^)
一つだけ残念に思えたのが、左下にみえる別荘地。せっかくの景色が・・・という感じ。
でも少しだけ、はしゃいでみました(^^♪
丸太の階段が続く道をどんどん下って行きます。
青空とハートに見える葉♬
背の低い雑木林を抜けていきます。
この先を登り返すと大平山山頂のようです。
登り返す前に左側に山中湖が見えます。
そして大平山山頂です
さらに富士山と山中湖が近くなったパノラマがここには広がっています
雲が出てきている感じもまたいいです♬
ここからは、飯盛山~長池山~山中湖畔まで時折アップダウンを繰り返しながら、どんどん下って行きます。
富士山にもどんどん雲がかかってきました。
ここから先は、落ち葉サクサク道を十分に堪能しました(^^♪
雲に完全に呑み込まれそうです。
あとは道なりに下って行くと、山中湖畔に着きます。
山中湖畔に到着したころには、完全に富士山は雲の中へ。。
ここからバスに乗って石割山登山口駐車場近くまで戻るために、ホテルマウント富士入口バス停まで20分程度歩きましたが、バスの時間まで結構時間があったため、山登りでは初のタクシーを使うことに。
お世話になったのは、ホテルマウント富士入口近くにある共和タクシーさん。
共和タクシーさんの乗り場から登山口まで2,890円でしたが、9月下旬の燕岳以来の本格的山歩きだったので、最後は楽をさせていただきました。
紅葉は残念ながら見頃を過ぎてしまっていて楽しめませんでしたが(山中湖畔の紅葉はまだ楽しめましたよ)、澄み渡った空気にドーンとそびえる富士山を見ることができ、また富士山を正面に眺めながら歩くことができるコースだったので、時間がたつにつれて様々な表情を見ることができ、大満足の山歩きとなりました。
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